29 February, 2008

Mt.FUJI



JAL325便 

久しぶりに富士山を見た。
初めて見る角度から。

羽田発、福岡行きの航路から見る、初めての富士山。
見方が違うと捉え方も変わる。

朝起きて、コーヒーを飲まず、紅茶にしてみる。
いつもの道を行かず、脇道に入る。
Radioのチューンを変えてみる。
こんな些細な違いが、実はとても不安なことだったりする。
日々の、あたり前の暮らしから、あたり前を省いていく。

その不安定さは、とても大切な刺激だ。

それが、たぶん、今、僕に必要な事。



708_11

振り返って見つめるものは過去では無く、前だけ見てたら見えない景色





04 February, 2008

Rally of TSUMAGOI


6:30am −12℃

1月もあっという間に終わり、確定申告の時期です。ゆううつ。。。
12月には取材で北海道の羊と雪の中で戯れ、先日は東京も積雪で混乱し、
今年の冬はなにか雪に縁がある。

2月2日、兄に誘われて、
群馬県嬬恋で開催されるRally of TSUMAGOIを観戦しに行って来ました。
MotorSportsはTVで観戦するのは大好きですが、なかなか現地まで行く事も無く、
ましてや、撮影したことも無いので、ちょっと新鮮。

朝3:30に自宅を出発。順調に関越道を走り、軽井沢からさらに北上する。
暗闇の中、北へ向かう、という事が、長いトンネルを走っているように思える。
トンネルの先の夜明けを待ちこがれる気分。



今回のラリーの目玉は、世界チャンピオンの新井選手が新型のマシンで出場する事。
らしい(笑
兄からよく話を聞いているし、まぁ、見た事があるので興味もあるけど、
なにぶん知識不足でよくわかっていない。
そんなことよりもなにより、雪景色が壮大で、気持ちがよい。。。。寒さも凄いが。


Mt.ASAMA

パウダースノーって本当にパウダーだ。気温が低いから溶けない。
体にまとわりついても、少し動くと、さっと舞い落ちてしまう。
北海道の時ともまた違う感じ。
本当に雪にはいろいろな種類があって不思議。
写真家 星野道夫さんの著書にかいてあったが、
アラスカには雪を表現する単語が無数にあるらしい。
英単語一言で「Snow」とは括れないものらしい。
それだけ、雪とかかわり合いが深いという事なのだろう。
こんな雪でスキーしたら気持ちいいだろうな〜。

撮影は、雪の中、靴の中まで雪だらけにしながら歩いて、ポイントを探して、
後は1分間隔でスタートを切るマシンを、次々と追いかけて行く感じ。
それぞれにコーナーの進入角度、速度、皆、違って、かなり楽しい。
イコール、撮るのは、かなり難しい(w
マニュアルで露出を決めたら、AFと連射頼み。
マシンに合わせて流し取りをするも、手ぶれと見分けがつかない感じ(苦笑
デジタルカメラで、その場で画像を見ながら、撮影方法を修正してしていく。
なんだか、新鮮(嬉
手探りの撮影って、懐かしい感じ。
その中から、数点。。。。

新井選手のNewマシン。他の選手と比べて別格の走り、速いっ!!

豪快に雪煙を上げてくれる。走り去った後は、粉雪に包まれる感じ。

フロントで巻き上げた雪が弧を描き、エンジェルリングをくぐり抜ける。

いやはや、楽しかった。。。。
初めてのMotorSports撮影にしては、かっこ良く撮れたかな、と。
それもこれも、撮影のツボを教えていただいた兄のおかげですが。。。
フォトセッションメンバーさんに撮影ポイント教えていただいたのも大きいです。

お疲れのところ、快く立ち話に参加していただいた新井選手、
撮影指導していただいた坂本カメラマン、
楽しい現場に参加させていただいたフォトセッション参加メンバーの皆さん、
徹夜で運転して(若くないのに。。。笑)連れ出してくれた兄さん、
なによりラリーに参加した皆さんがいてこその楽しい一日でした♪
躍動感ある走りをありがとうございました!!
みなさんに本当、感謝。

また撮ってみたいですっ。。。。泥は嫌だけど(苦笑

その他の写真はメインページからどうぞ。
http://homepage.mac.com/ssez

詳しいレポート及び、さすがっ!な写真の数々は兄のBlog
http://minkara.carview.co.jp/userid/192939/blog/
からどうぞ〜。