18 August, 2023

八月

残暑お見舞い申し上げます。

晴れたり曇ったり雨が降ったり。今年の夏雲もそのうち見納め。

悲しい知らせや、厳しい話も聞こえてくる。

ここからじゃ何にもできないけど、大好きな人たち、みんなどうか元気で。

 

会っていなくても、話してなくても、

ここにいなくても、余裕がなくっても、

見上げても見上げなくても、空はいつでもそこに。




リズムよく、いつも通りの仕事の日々を送っているうちに、
気がつけばお盆も過ぎ、夏、終わっちゃうね。

オートバイはあいかわらず区民プールと畑の往復用。
そんなわずかな距離でも十分に楽しくて仕方ないんだけど。

今年の東京は、高温で雨が少なかったためか、
水が大好きなキュウリ、ズッキーニの終わりが早かった。
アマトウガラシはすでに枯れてしまって、ニンジンの種は発芽に失敗。
そのかわりトマトは例年よりも成りがよく、大きく甘く育ってくれた。
同じように見えて、毎年違う、天気と野菜。

さぁて、今日もこれから畑の様子を見に行って、
区民プールで一時間、泳いでこようっと。


この夏の自分へのご褒美に、
久しぶりにコンパクトデジタルカメラを買った。
機材ばかり増えてぜんぜん撮ってないってのが、バツが悪いけど。
自分への戒めとして、とかなんとか、いいながら甘やかしてみる。

ぼちぼち撮るのにちょうどいいカメラ。






 

04 April, 2023

四月







例えば桜やらひまわりやらが特別あからさまなだけで
季節を報せない花なんていのさ

by 「よー、そこのわかいの」竹原ピストル     


一月から駆け抜けてきたこの三ヶ月も、明日の撮影でひと段落。

この時間で各種機材の点検清掃、今年はクルマもバイクも車検が来るし、
なにより、ここのところ全然、泳げていない。
自分の身体の声も、しっかり聞いておかないとね。
そして、もうちょっとだけ自分のためにシャッターを切る時間を。

さあ、新年度、張り切っていましょうか。

01 January, 2023

謹賀新年



明けました。

変わらずに朝が来て、また今日がはじまる。
とはいえ、昨日とは違う今日が来て、戻ることのない時間が進んでいく。

今年も一日一日、丁寧に生きて行きたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

13 October, 2022

VENUSLINE Touring 2022 - 2

 霧ヶ峰と美ヶ原高原を南北に繋ぐR194からR460を北上していく。

 いつもなら扉峠で県道67号線、通称アザレアラインに入って、松本市街へ下っていくのだけれど、今日は日本一高い位置にある道の駅 美ヶ原高原まで標高を上げる。ここからは北側の展望が開ける。東から浅間山、菅平高原、北信五岳、白馬三山、そして西側に連なる北アルプスの峰々。ここ美ヶ原は関東で一番、山の数が見渡せる場所なのではないだろうか。しかも車で山頂付近まで上がってこられる百名山。

 昼近くになって、雲が増えてきた。青空が多いうちに白樺林を抜けて、県道62号線、武石峠から美ヶ原自然保護センターまでのルート、通称裏ビーナスラインを行く。


 裏ビーナスは美ヶ原自然保護センターで行き止まりとなり、その先は山頂付近の電波塔、ホテルへ向かう登山道入り口ということもあり、普段から交通量も少なめ。

 山頂のテレビ電波塔群が城のようでもあり、宇宙基地のようでもある。美ヶ原の山頂には高原美術館という現代アートの屋外展示施設があるのだけれど、このアンテナの方がよほどアートな気もする。尾根筋を辿るワインディングロードと相まって異国の様相。

 美ヶ原へドライブで来る際には、おすすめのコースです。



 県道62号線、通称裏ビーナスラインの映像もアップしました。少し長めなので1.8倍速で。

 ヘルメット固定のドライブレコーダー画像ですので揺れます、車酔い注意で。




 折り返してそのまま、美ヶ原林道を下り、美鈴湖を眺めながら松本市街地へ。学生時代の頃、美鈴湖方面は二輪車通行禁止でしたね。イオンができたり、一方通行だったところが対面通行になっていたり、久しぶりにくると迷子になります。

 駅前大通り飯田町の交差点、正面の丸窓のビルが、新築された「酒茶屋やんちゃ亭」の新ビル。学生アルバイトの時代から今でもお世話になっているお店。建て替えのため三年ほど休業中でしたが、年内の開店を目指すとのこと。また来る楽しみができました。


 松本の南、薄川沿いにある「バイクショップヒロ」。在学中、学校が終わると用もないのにお店に集まって、本当にお世話になって、というかご迷惑ばかりかけました。

 25年ぶりに顔出して、変わらないお父さん、お母さんに会えて嬉しかった。おかげさまで、今でもオートバイ、楽しんでいます。ありがとうございました。


 さて、ビーナスラインも堪能したし、懐かしい松本も散策できたので、日が暮れる前に実家のある安曇野へ向かいます。












11 October, 2022

VENUSLINE Touring 2022 - 1

 足柄峠を越えて静岡県側に降り、そのまま北上して三国峠を越えて山中湖畔へ。

 R138→R138と河口湖畔を走り、旧道を登り御坂峠から富士山を眺めたい気持ちを抑えつつ、御坂トンネルを抜けて先を急ぐ。

 目的地は、上諏訪。古い家屋の建築古材・アンティークなどを取り扱う、リビルディングセンタージャパン、通称リビセン。撮影に使う背景素材などを物色しに一度、見てみたかった。3F建のビルいっぱいのバリエーションと数、とても閉店前の一時間でみて回れる量感ではない。今回は視察ということで、今度ゆっくり車で出直してこないと。

 その日は、上諏訪駅近くに宿を取り、明朝の快晴を祈りながら馬刺しをつまみに一献。


 明朝、青空。6時30分、出発してビーナスライン、霧ヶ峰へ。

 東に八ヶ岳。正面に富士山。西に南アルプスを一望する全国屈指の絶景ルート。霧ヶ峰周辺はこの季節、ススキの野原になり、一面、黄金の野が海原のように風に揺れている。





 学生時代、まだ有料道路だったビーナスライン。夜、料金所のおじさんが帰宅してから、朝までの間、何度となく往復した懐かしい道でもあります。

 平日の朝一番、標高2000m。秋から冬へ変わるこの時期の冷たい風とエンジンの熱気。下界に降りてしまうのが惜しくて、白樺湖で折り返して何度も何度も、この景色の中に入ってゆく。






 現実逃避したい方向けに、ビーナスラインの映像をアップしました。再生速度は1.5倍速になっています。


 今回、ドライブレコーダーを導入して、そのテストも兼ねてのツーリング。ヘルメット固定のドラレコなので、ぶれ補正も効かず、鑑賞してると酔うかもしれませんが。