残暑お見舞い申し上げます。
晴れたり曇ったり雨が降ったり。今年の夏雲もそのうち見納め。
悲しい知らせや、厳しい話も聞こえてくる。
ここからじゃ何にもできないけど、大好きな人たち、みんなどうか元気で。
会っていなくても、話してなくても、
ここにいなくても、余裕がなくっても、
見上げても見上げなくても、空はいつでもそこに。
Photographer Satoru Suyama on the Blog.
残暑お見舞い申し上げます。
晴れたり曇ったり雨が降ったり。今年の夏雲もそのうち見納め。
悲しい知らせや、厳しい話も聞こえてくる。
ここからじゃ何にもできないけど、大好きな人たち、みんなどうか元気で。
会っていなくても、話してなくても、
ここにいなくても、余裕がなくっても、
見上げても見上げなくても、空はいつでもそこに。
霧ヶ峰と美ヶ原高原を南北に繋ぐR194からR460を北上していく。
いつもなら扉峠で県道67号線、通称アザレアラインに入って、松本市街へ下っていくのだけれど、今日は日本一高い位置にある道の駅 美ヶ原高原まで標高を上げる。ここからは北側の展望が開ける。東から浅間山、菅平高原、北信五岳、白馬三山、そして西側に連なる北アルプスの峰々。ここ美ヶ原は関東で一番、山の数が見渡せる場所なのではないだろうか。しかも車で山頂付近まで上がってこられる百名山。
昼近くになって、雲が増えてきた。青空が多いうちに白樺林を抜けて、県道62号線、武石峠から美ヶ原自然保護センターまでのルート、通称裏ビーナスラインを行く。
裏ビーナスは美ヶ原自然保護センターで行き止まりとなり、その先は山頂付近の電波塔、ホテルへ向かう登山道入り口ということもあり、普段から交通量も少なめ。
山頂のテレビ電波塔群が城のようでもあり、宇宙基地のようでもある。美ヶ原の山頂には高原美術館という現代アートの屋外展示施設があるのだけれど、このアンテナの方がよほどアートな気もする。尾根筋を辿るワインディングロードと相まって異国の様相。
折り返してそのまま、美ヶ原林道を下り、美鈴湖を眺めながら松本市街地へ。学生時代の頃、美鈴湖方面は二輪車通行禁止でしたね。イオンができたり、一方通行だったところが対面通行になっていたり、久しぶりにくると迷子になります。
駅前大通り飯田町の交差点、正面の丸窓のビルが、新築された「酒茶屋やんちゃ亭」の新ビル。学生アルバイトの時代から今でもお世話になっているお店。建て替えのため三年ほど休業中でしたが、年内の開店を目指すとのこと。また来る楽しみができました。
松本の南、薄川沿いにある「バイクショップヒロ」。在学中、学校が終わると用もないのにお店に集まって、本当にお世話になって、というかご迷惑ばかりかけました。
25年ぶりに顔出して、変わらないお父さん、お母さんに会えて嬉しかった。おかげさまで、今でもオートバイ、楽しんでいます。ありがとうございました。
さて、ビーナスラインも堪能したし、懐かしい松本も散策できたので、日が暮れる前に実家のある安曇野へ向かいます。
足柄峠を越えて静岡県側に降り、そのまま北上して三国峠を越えて山中湖畔へ。
R138→R138と河口湖畔を走り、旧道を登り御坂峠から富士山を眺めたい気持ちを抑えつつ、御坂トンネルを抜けて先を急ぐ。
目的地は、上諏訪。古い家屋の建築古材・アンティークなどを取り扱う、リビルディングセンタージャパン、通称リビセン。撮影に使う背景素材などを物色しに一度、見てみたかった。3F建のビルいっぱいのバリエーションと数、とても閉店前の一時間でみて回れる量感ではない。今回は視察ということで、今度ゆっくり車で出直してこないと。
その日は、上諏訪駅近くに宿を取り、明朝の快晴を祈りながら馬刺しをつまみに一献。
明朝、青空。6時30分、出発してビーナスライン、霧ヶ峰へ。
東に八ヶ岳。正面に富士山。西に南アルプスを一望する全国屈指の絶景ルート。霧ヶ峰周辺はこの季節、ススキの野原になり、一面、黄金の野が海原のように風に揺れている。
学生時代、まだ有料道路だったビーナスライン。夜、料金所のおじさんが帰宅してから、朝までの間、何度となく往復した懐かしい道でもあります。
平日の朝一番、標高2000m。秋から冬へ変わるこの時期の冷たい風とエンジンの熱気。下界に降りてしまうのが惜しくて、白樺湖で折り返して何度も何度も、この景色の中に入ってゆく。
現実逃避したい方向けに、ビーナスラインの映像をアップしました。再生速度は1.5倍速になっています。
今回、ドライブレコーダーを導入して、そのテストも兼ねてのツーリング。ヘルメット固定のドラレコなので、ぶれ補正も効かず、鑑賞してると酔うかもしれませんが。