12 April, 2021

桜も散って、さて。

 気がつけば桜も散ってしまった。昨年は見にくる人もまばらな満開だったけれど、今年は控えめに桜を見上げる人々が途絶えることなくやってきていた。桜も嬉しそうに見えた。


 なかなか出かけられない日々が続いているけれど、今年もツーリングマップル2021年版、発売されています!

 オートバイ用の地図、として人気のツーリングマップルですが、各地の観光情報や道路情報まで書き込まれていて、自転車ユーザーやドライブのお供にも大活躍です。地元の周辺を見回すだけで知らなかったビューポイントや抜け道も発見できるかも。

 そして、今年のツーリングマップルは一味も二味も違います。これまでの紙の地図の良さはそのままに「Route!」というアプリと連携!スマートフォン上で自分の位置を確認しながらツーリングマップル本誌の地図や情報を見ることができる上、ログをとることが可能に。あれ?今どこにいるんだっけとか、この先へ行くと何ページだなって、ページをめくらなくてもいいんです!これってなにげにすごい進歩!

 紙とデバイスのハイブリッド版ツーリングマップルともいえる「Route!」が、今なら5月10日まで全機能無料開放中!その後も、ツーリングマップル本誌を購入するとそ購入したのエリアを一年間、サブスクリプションに登録すると全国分使用可能です。ぜひお試しくださーい。




 地図なのに旅心を誘う写真いっぱいなのも、ツーリングマップルの魅力です。 惜しくも表紙にならなかった写真たちもたくさん使ってもらってます。ただの地図だと思わずにぜひぜひ手に取ってページをめくってみてください。




 そしてこちらは破壊力満点の自炊本!いつも一緒に美味しいもの取材に連れてってくれるフォーリンデブはっしーさんの新刊。「フォーリンデブはっしーのエンタメレシピ」。コンビニ、スーパーにあるいつもの食材が、目から鱗な調理法で、エンタメ感たっぷりのレシピに変身。夜中に読むのは危険です。全ページメシテロ系。



料理って食べるのも、作るのも楽しいよね。

 

25 January, 2021

最近のお仕事、とか。


本日は、今年度の最終の畑の収穫&お片付け。あまり形良くは育たなかった人参、大きくなりすぎた大根に、長ネギ、キャベツ。遅い10月末に蒔いたほうれん草は予想以上にしっかりと育ってくれた。

収穫はやっぱり大事。全ての野菜にはタイミングがあって、その時、その気温、その時期に、成すべきことをなさなければ、そして旬な時にきちんと収穫しなければ、美味しく食べられるようには育たない。

でもね、収穫も大事だけど、そればかりを考えていると数や形や大きさ、収量のことばかりが気になってしまう。それは仕事。育ちのいい野菜をたくさん育てることはプロの農家に任せよう。大事なのは、育て、育ち、食べる、生きる。地面からできたものを食べることで地面とのつながりを実感する。ぼくらも野菜と一緒、土から出てきた生き物のひとつだ。

昨年は畑の時間、季節感があったことでどれだけ救われたことか。 気がつけば一月もあと数日。日が少しづつ長くなった。季節は確実に進んでいますね。来季も土いじり、できるといいな。



その畑の横にあるレストランでTwitterが呟いていたなかに見知った名前を見かけたので調べてみたら、公私共にお世話になっている料理家貝谷郁子先生の1996年の著書だった。鮮やかな表紙に惹かれて古本を探して手に入れた。

あとでご本人に伺ったところ、元は雑誌の連載で当時3ヶ月に一度、3ヶ月分の取材をしにイタリアへ行き、ひとりで取材・撮影をしたものをまとめた書籍とのこと。ページを開くとまずルッカという街と人のことが描かれ、リリアナおばさんやマルタさんなど、ルッカで暮らす人々と彼らがいつも食べている特別ではない家族のレシピが紹介されている。

当時、カメラは露出の難しいポジフィルムで、いろんなお宅のさまざまなキッチンの中に入り込み料理工程も丁寧に撮影しながら、レシピをメモして、出来上がった料理を一番美味しいタイミングで写真に収めている。そして、それをみんなで味わって楽しんでいる様子が写真から、文章から伝わってくる。すごい。貝谷さんのイタリアへの、ルッカへの情熱からできているような、そんな素敵な本。

コロナでどこにも行けない昨今、イタリアの田舎へ旅して歓待されたような、幸せな気分になれる本でした。きょうは美味しいワインでも、飲んじゃおうかな。



そして、自分の撮影した本も宣伝しておきます。

「しっかり食べてきれいになる たんぱく質の作りおき&ラク早おかず320」新生出版社/食のスタジオ編  発売中!

うちでも最近、成長期の娘たちがプロテインを飲み始めてみたりたんぱく質に注目していたところ。この本を撮影してから、食卓にもたんぱく質が自然と増量されています。

身体をつくる重要な栄養素たんぱく質。ここのところ糖質オフや脂質オフも注目されていますが、なにを摂らないかよりも、なにを美味しく摂るかを考えたほうが楽しいですよ、きっと。


そしてもう一冊は、

「これなら朝ラク! 10分弁当: かんたん300おかず」学研プラス/食のスタジオ編  1月28日発売!

食材準備から詰めるところまで10分!段取りを中心に、定番から流行りのスープジャー弁当まで掲載されています。素材別の作りおきおかずもたくさん載っていて、お弁当だけでなく毎日の食卓にも役立ちます。


さらにもう一冊。

ツーリングマップル・・・は、現在最終段階、編集部にて鋭意製作中ですが、なぜか、どうしてか、まっぷると猫がコラボレーション!『にゃっぷる』が発売されます! 

ねこ好き編集部員の妄想から生まれたという、まっぷるによるねこ旅本『にゃっぷる』。ツーリングマップルから出張して参加させてもらいました。いったいどんな本なのか、詳しくは昭文社のサイトから。猫好き、旅好き、必携です!



「にゃっぷる」昭文社 1月29日発売!




最後にもう一冊だけ。

「イッカボック」静山社

ハリーポッターシリーズの作者、J.K.ローリングさんの最新作です。物語の中で数年が経ち登場人物の成長も描いている読み応えのある物語でしたが、先が気になって一気読み。途中、要所にある挿絵がビジュアルイメージを広げてくれます。じつはこれらの挿絵、昨年募集された挿絵コンテストの作品たちで、娘の挿絵も載っています。親バカですが、いい絵です、はい。子どもたちのイメージで描かれる本の世界は、とても鋭くて、そしてユニーク。各国ごとにコンテストを開催したようなので、各国版、挿絵が違うのだそうです、海外版のイッカボックも見てみたいなぁ。

08 January, 2021

1月8日、金曜日、晴れ。




  明けました。明けましたけど、あまりメデタクはない感じの東京。本日から二度目の緊急事態宣言発令。

  昨年、後半は妙な緊張感が高まり続ける中で、ふわふわした気持ちのまま、どこか遠くへ行く気にもなれず、 更新もずいぶんご無沙汰してしまいました。ここへ見にきてくれる方、いつもありがとうございます。 巣山は元気にやっています、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。


  写真は年末に行った鎌倉、由比ヶ浜。 冬休み。今年は田舎に帰省するのも自粛して、もちろんGotoなんとかもありませんし、 気が滅入る上に家に篭りきっりも不健康なので、ソーシャルディスタンスに気をつけながら鎌倉ウォーキング。25,000歩。 娘たちも神社や大仏を巡りながら弱音も吐かず、しっかり歩けるようになったのだなぁ。 


  子どもたちを元気付けるつもりで出てきたけど、いつの間にか僕らを元気付けてくれる存在になっていたのか、と気づく。


  わからないことも多いけれど、わかっていることもたくさん。できることをしっかりと。

 今は健康に気をつけて、会いたい人に想いを伝えたり、一緒にいられることに感謝をしたり。







 二年ほど前に取材で訪れた天孫降臨の地、宮崎県高千穂の国見ヶ丘からの朝日。

 また日本中を縦横無尽に取材で訪れることができますように。美味しいもの、食べにいきたい。











うちに来てくれた黒猫がSTAY HOMEを支えてくれたよ。
一年経った今も、あんまり僕とは仲良しじゃないけどね(苦笑

23 October, 2020

畑にて物思う

 日がのぼって、暖かくなって、日が沈んで、夜は冷え込み、
雨が降って、雨が上がって、その全てが糧になる。

 畑で起こることの全ては、まだよくわからないけど、
世の中に起こることの全ても、よくわからないけど、
確かなことはいくつかあって。

よくわからなくても、いいよ。いいんだ、それで。


22 October, 2020

数多の猫と写真の中で

 池口正和さんの写真展が外苑前のギャラリーで開催中。

 池口さんと初めて出会ったのは2008年、北九州で猫の写真を撮っていた彼が、東京の猫を撮るために上京してきたとき。当時はまだ大規模な猫の写真展が行われることも少なかった頃で、猫の写真を展示やインターネットで発表する作家さんも多くはなかった。彼の上京から、東京猫語り、4色の猫、東京猫物語と野良猫写真グループの活動が活発化していく。その中心にはいつも池口さんがいた。
 その彼が、12年にわたる東京での生活に終止符を打って、北九州へ帰る。それに合わせ急遽、セッティングされた個展。思えば池口さんの写真を個展で見るのは6年前の門司港での展示以来だ。

「月日は流れ、街も人も元号も変わり、猫も街から姿を消していった。僕の中の東京がどんどん記憶に変わっていく。」
 

 入り口にあるステイトメントの一節に貫かれた。彼はいま、カメラを持って街に何をみているんだろう。そしてぼくは。

 展示は12年間の東京での猫写真の集大成、未発表作品もふくみ、懐かしくもあり、驚きもあり。写真って、やっぱり人柄がでる表現なんだなって思った。
 nine gallaryさんの大きさもちょうど良い落ち着いた空間で、A3ノビに印刷されて横一列に並べられた作品はとてもみやすく集中できる。昔から池口さんの展示は変わらずこのスタイルだ。北九州時代、ラボでプリントマンだった彼の写真は当然ながらプリントがとても綺麗で、うちにも横たわっている10年選手となったEPSON PX-5600でもきちんとプリントすればまだまだいけるんだ、と嬉しくなった。
 いまはありがたいことに日々、仕事でシャッターを切らせてもらっているけれど、自分のために、そんでやっぱり、猫に向かってシャッターを切りたいな、そして個展したいな、って素直に思う、素敵な写真展でした。ぜひ。



池口正和 写真展  東京の片隅で

日程:2020年10月20日(火)〜10月25日(日)
時間:11時〜19時(最終日は17時まで)
場所:Nine Gallery(ナイン ギャラリー)
東京メトロ銀座線外苑駅 出口3より徒歩3分
入場料:500円