21 September, 2017

Zoo Zoo Zoo

Broad Breasted Bronze turkey

 写真は七面鳥の羽毛。遠くから見ているとただの黒い羽毛にしか見えないんだけど、どうしてこう美しく輝くんだろう。

ひさしぶりのブログの更新。そう、忙しい時ほど部屋の模様替えをしたり、机周りの整頓をし始めたりするのと同じで、時間が無いときほどブログの更新をする気になるらしい、ぼくは。ここのところご無沙汰していたのは、そういうわけで随分と暇だったから。
 暇なら暇で、やることは無限にあるのだけど、なかなか手が動かないのはいつものことで、その度に怠惰な自分を責めても始まらない。畑の野菜も自らの暮らしも季節が変わって進んで行くから悠長なことは言ってられないけれど、慌てて何かを為すには準備が何もできていない。土を耕して、肥料をやって、種を蒔いたらあとは時間をかける。今はまだ雑草ばかりが伸び放題だから、まずは草取りから始めないと。


Ball Python

 写真はボールパイソン。ニシキヘビの仲間。触るとひんやりとしていてサラッとしている。子どもたちはキャァキャァ言いながらも興味津々に触りに来ている。少し離れたところで絶対に触りたくなさそうに酷く嫌そうな顔をしながらスマホで写真を撮っている女性のスマホカバーがヘビ皮っぽいのは笑えない冗談だった。こう見えてよく見るとクリクリしたまん丸な瞳で可愛い顔しているんだけどね。

 子どもたちが久しぶりに「動物園に行きたい!」というので埼玉県こども動物自然公園へやって来た。ここは都心からそう遠く無い動物園の中でも、広大な敷地と広い空、動物も人ものびのびとしている雰囲気が好きでよく来ている。
 今回は新たにリニューアルされたレンズAF-P 70-300VR f4.5-5.6Eの撮影テストも兼ねて。レンズテストをするにも遠景近景、いろんな被写体がいるのでいい場所なんだ。最短撮影距離が全域で1.2mと短い望遠レンズは被写体との距離が取れない際にマクロ的に使えるので重宝する。もう一、二段絞りたいところ...その辺り開放f値が暗いのが辛い。でも手ぶれ補正4.5段に進化したVR搭載、新型のステッピングモータによるAFは動作に気づかないくらい静かで早い。そして何と言っても軽い。シチュエーションに対しての軽さのアドバンテージは大きい。

Cavia porcellus

 可愛い写真も。天竺鼠(テンジクネズミ)。いわゆるモルモット。子どもたちはなかよし広場のふれあいタイム、一時間きっちりと触れ合っておりました。爬虫類や昆虫と違って小型の哺乳類が可愛いと思えるのはやはり種が近い故に意思の疎通がはかれそうだから、なのかな。町の野良猫を撮っていると哲学者のようにすら感じるけれどね。1日3回の接客、彼らも大変な仕事だと思う。


 帰り道の車窓、越辺川を越える高坂橋から。ひさしぶりに気持ちよく晴れて、広くてダイナミックな空を見た。いい休日だった。


From Takasaka bridge on Rote407 ,SAITAMA Japan




25 August, 2017

残暑お見舞い申し上げます

Uodome (meaning fish stopper) waterfall,Karuizawa NAGANO




水の音、涼風、緑のこもれび、とーどけっ。
 残暑お見舞い申し上げます。

 写真は昨年2016年のツーリングマップル関東の取材で訪れた長野県軽井沢の「魚止めの滝」。ここは名前の通りいい釣り場なのか、この写真を撮った背後には釣り人が静かに糸を垂らしていた。
 今年の夏のはじまりは九州豪雨からはじまって、夏序盤は東北の悪天候。迷走する台風5号に右往左往してその後も関東は、特に午後から夕方のゲリラ豪雨で花火大会はみんな大変だった様子。夏本番も梅雨がまだ空けていないかなのような曇天模様。天候的にはあんまりいい夏とはいえなかったけど、もしもカラッと晴れて夏らしい日が続いても、いい夏かどうかは、また別問題。あたりまえだけど、晴れたり曇ったり雨が降ったり。天気も、気分も、コロコロ変わるから、だからいいのかもね。


 この八月は滅多にないくらいブログを更新した。そう、そうです。実はけっこう暇でした。暇だとブログ更新が捗る(笑 天気はアレでしたが子どもと一緒に、これでもかってくらい夏休み楽しんじゃったなぁ。でも今夜、久々の方からメール。やらねばと思いつつたいした営業はできてないし、ぼくの仕事だってできることは限られているけれど、こうして声をかけてもらえることが、なによりも嬉しいこと。準備をして、万全で臨み、フル回転で出し尽くす所存です。

 さ、まずは今日の撮影の現像を仕上げて、美味しいお酒、呑んで寝よっ。




23 August, 2017

東京夏夕

Black and white photo of Rainbow Bridge



 お盆の帰省でほったらかしにしてた畑の草むしりをしていたら、脇の道を小学生の男の子が自転車で二人、ザ・ブルーハーツのTRAIN TRAINを歌いながら通り過ぎていった。栄光に向かって走っている。どこまでも。


 じっとりと暑い日はまだもう少し続きそうだけど、高校野球が終わるといよいよ夏が終わる。次の季節へ向けて準備を始めないと。そんな気になる。そう、高校野球が終わると、夏休みももうすぐ終わる。いつまでも終わらない宿題を眺めながら、現実に引き戻された遠い夏の記憶をいつまでも引きずっているんだろうかね。大人の宿題は、いつまでたっても終わる気配がないけれど。

 もう少しだけ、区民プールにゆらゆらと浮かんでいたいんだ。








21 August, 2017

ひさしぶりの夏空

Long summer sky


 ひさしぶりの夏空。お盆で信州へと帰省していたけれど、ずっと曇天模様。東京に帰る日になってはじめて青空が広がった。北アルプスの山並は雲に隠れたままだったけれど、陽射しは川底を照らし川面はキラキラと輝いた。


River picnic in Azumino NAGANO


 わんだぁえっぐのロングリバークルーズは安曇野を流れる万水川(よろずいがわ)をくだり始め、わさび田湧水群と合わさりながら梅花藻や水草美しい蓼川(たてかわ)、欠の川(けのかわ)と三角島近辺で合流し犀川(さいかわ)へ流れ出る。そのあとすぐ先で、常念岳や蝶ヶ岳を源流とする烏川(からすがわ)の流れと一緒になった穂高川(ほたかがわ)、北アルプス槍ヶ岳を源流とする高瀬川(たかせがわ)が犀川へ流れ込み三川合流する。その先のあたりまでを2時間半かけて下ってく。激しい激流はないけれど、これだけ多くの川の流れを一度に下るラフティングは他にあまりないんではないだろうか。
 犀川はやはり槍ヶ岳を源流として上高地を流れ下り、松本平で木曽駒ケ岳源流の奈良井川(ならいがわ)と合流するまでを梓川(あずさがわ)と呼び、長野、埼玉、山梨県境の甲武信ヶ岳を源流として佐久平、上田盆地を西へ流れる千曲川(ちくまがわ)と長野市川中島で合流するまでを犀川と呼ぶらしい。その後、千曲川は新潟県へ入ると信濃川(しなのがわ)と名前を変え、群馬新潟県境の谷川岳から流れる魚野川(うおのがわ)と合流し日本海に流れ出る。いわゆる信濃川水系と呼ばれる日本で一番長い川の一部だ。
 
 それぞれの場所から流れ出て、違う川筋をたどり、いくつもの川と別れ、合流し、その土地・場所で呼ばれる名前も変わり、そして最後は大河となって海へ注ぐ。その源流の多くはここから見上げる遠い山の上にあったり、なんだか壮大すぎて想像もつかないけど、多くの川が絶え間無く流れ、交わり、水湧き出るこの水辺は、たゆまなく続くぼくらの暮らしそのもののようで、いつ来ても心地のいい場所だ。


Jade glitter


 写真は翡翠。ヒスイ。こちらは糸魚川市が有名な産地。糸魚川といっても実は糸魚川(いといがわ)という川はない。(なぜかは知りません...)翡翠は白馬から日本海へ流れる姫川(ひめかわ)周辺でよく採取されている。ただの石は光を当てても通さないけれど、翡翠は光を当てると透過する。大きな原石は難しいけれど、一見して違うだろうな、といった白っぽい小さい小石も光を当てると黄緑色に輝きだす。なるほど、探し始めるとこれが面白くてやめられない。来年の夏はヒスイが多く漂着しているという翡翠海岸へ、石拾いに行こうかな。



Edamame that became soybean and germinated edamame


 東京へ戻り、ひさしぶりに畑へ行ったら茶豆が大豆になりかけていた。房の中で発芽しているものも。作物を育てるのは本当にむつかしい。植える、育てる、採る、食べる、それぞれに最良の時期、タイミングあって、その旬を逃すと台無しになってしまう。作物にだけ言えることではなく、すべてのことに言えることかもしれない。その時、その時にふさわしい時というものは確実に在る。
 マルカメムシの卵もたくさんあったけれど、ほとんどは無事に収穫できた。夏の野菜を楽しめるのもあとわずかになって来たなぁ。しっかり、その瞬間に、一番美味しく食べておこうっと。




08 August, 2017

海の底、プールの底

Fireworks 2017 Summer ,Atami  Shizuoka Japan




 熱海へ海水浴に。娘の友人家族が花火のよく見えるマンションを所有しているということで誘ってもらいご一緒させていただいた。一昨年もお誘いいただき熱海の海で海水浴デビューした娘たち。時が経って学校がかわったり、いつも一緒に遊ぶ仲間がかわったりしてくると、そのうち誘ってもらえなくなるかなぁ、と。そもそも高校生くらいになったら子どもたちだけで親は誘ってもらえないか。そう思うと、今のうち。娘たちのおかげさまだ(笑

  海で泳ぐ、って思い出してみてもいつ以来だろう。田舎が信州だったぼくは海へ遊び行くことは少なくて、泳いでも川遊びばかり。中学校で泳いだっけ?もしかしたら小学校より前かもしれないな。一昨年の熱海で久しぶりに海で泳いで、寄せては返す波の強さや、暖かい流れと冷たい流れの混ざった不思議な感じ、海水のしょっぱさを新鮮な驚きとともに味わった。今年は娘たちもプールで特訓して少し泳げるようになって、それに付き合って来たぼくも、最近になって平泳ぎやクロールの泳ぎ方をあらためて学び直した。水泳ってがんばるとすぐに疲れて泳げなくなっちゃうのね。無駄な抵抗をやめていかに楽して、スムーズに泳ぐか。そうして長く泳げるようになってくると、水に浮かんで流れに乗っているあの浮遊感は病みつきになる。
 二年ぶりの海はやっぱりとてもしょっぱくて、でも少し沖に設置された浮島まで泳いで行くと、海底にはゆらゆらと魚が泳いでいて、キラキラと陽射しの差し込む海は見とれるほどキレイ。水深は5メートルくらいだろうか、海底を眺めながら泳ぐと、とても高度感があってまるで空を飛んでいるかのようだった。あぁ、ダイビングをしてる人たちってこの感覚にはまったのかなぁなんて思いながら、でもその高度感=深さにちょっとゾッとしたりして、息の吸えない世界、人が住めない異世界が無限に広がっている海に畏れとも憧れとも思えるような感情を抱く。それは先月登った山にも通じる思いで、世界中どこへでも行ける、どことでも繋がれる、人類未開の地、未踏の場所などもう今では一切ないように感じがちな現代だけど、実際には人がいかに限られた場所で暮らしているのか、人としての活動の限界をしみじみ考えたりもする。


 朝から海で泳いで、ひと休みして、午後は恐怖の少ない安全なプールでひと泳ぎ。帰宅した翌日、また同じメンバーで昨日泳いだ熱海の海を思い出しながら区民プールへ。もうまるで水泳部の合宿のようだよ、楽しいけど(笑 真っ青なプールの底を眺めて泳ぎながら、今年の夏は、よく動いて、よく遊んでるな〜。仕事、しないとなぁ〜。夏だなぁ。





Summer fruit, grapes
 
 こうして子どもと一緒にプール通いするのもきっと今の時期だけ。その時その時にタイミングや役割があって、そんな日々はあっという間に過ぎてしまう。季節が来ると美味しくいただける旬なフルーツのように。いま、美味しい時に楽しんでおかないとね。


 さて、日が暮れる前にまた泳ぎに行ってこようか。