30 June, 2013

ホタル コイ


Firefly,Tatsuno NAGANO 2013

長野県、辰野のホタル祭り。

ホタルがよく飛ぶのは、月明かりのない、暗く、蒸し暑い雨上がりの夜、
この日は直前まで冷たい雨。けど、少し寒過ぎたみたい。
それでも、たくさんの光りが暗闇を舞いました。

後ろに見える色とりどりの光の列は、ホタルを見に来た人々の、
スマートフォンやデジタルカメラの液晶の灯り…。
それもまた、暗闇を進む百鬼夜行のようで(苦笑
ホタルの光はそのままでは撮れませんので、
どうぞそれらはしまって、その目でお楽しみ下さい。


Tatsuno Nagnao 2013


暗闇の中の光、
心細い中での安堵、希望。

人もまた、光とともに。



Rain Drops


またしばらく遠出が続きます。
荷物のパッキングをしながら、これから出会う風景や人々に胸躍らせて、
それでも少し、心残りや心細い気持ちもあったり、
…この感覚、好きだなぁ。
雨の季節、しっかり水を蓄えよう。

20 June, 2013

6月、雨。

Light over the umbrella



a sudden shower


つゆらしく ふりそそぐ雨と ふりそそぐ平坦な光


あぁ、ひさしぶりにあなたに会いたいな。
って思う人のところへ、行ってみちゃおうか。



以前も書いたけれど、八幡さんの言う「写真は移動とともにある表現」…
大きく言えば人生も移動とともに。
動くことで変わる、良くも悪くも。
そして、良くも悪くも動き続けることでしか、ココニイルコトを形にすることはできないわけで。
ー 動物 ーですから。


ここ最近、わりとよく動いていたんですが、
動けば動くほど、その道の先を歩く人々の背中のそれはそれは大きいこと。

ちょっと走ってみたら、毎日走る人がいて、
毎日ちょっと走ってみたら、10km走を日課にする人がいて、
10kmを楽に走れるようになると、20km走る人がいて、
20km走ってみたら、ものすごい早さで20kmを走る人がいて、
がんばって急いで走ってみたら、今度は登山道を走って登って降りて来る人がいて、
歩いて山登りからはじめてみたら、30泊テントで縦走とかって人がいて、
そりゃ、無理だろって。

どこかで、そんなことを意識しているのは、
きっと自分のしていることを、自分で決められていないからなんだ。

と、夜中に。


さ、さ、すっかり寝てしまおう。

forty winks