24 February, 2016

あと少しで、春。

Tama-sudare Waterfall,Sakata YAMAGATA


 12:30外環練馬発。東北道から山形自動車道へ入り月山を越えて酒田へ。18:00過ぎ到着。昨年は関越経由で新潟を北上して向かったけれど、時間にして1時間ほど早い計算。楯の川酒造さんへ。(今年も持ってきます>関係者各位)
 月山は猛吹雪だったけど到着した酒田は、雨…雨?そう、雨。路肩にも雪はなく、田んぼも土が見えてうっすら残っているくらい。例年よりも雪が少なくて、1月後半になって連日ドカドカ降ったのを待っての取材でしたが、ここ数日の暖気と雨ですっかり雪は溶けてしまったらしい。今年はやっぱり暖冬なんだね。暮らすには過ごしやすくていい冬です、が、写真的には雪切望!
 と、いうことで、市街から山間まで北上すること30分。こんなにも景色が違うのか、というくらい雪に埋もれた世界が広がっていました。夏の玉簾の滝へは何度か来ていたけれど、冬は初めて。今年は氷結しなかったようだけれど、だからこそ雪を踏み進んだ先でとうとうと流れ落ち続けている滝の姿は神々しいものでした。

帰ってきた東京では花粉が舞ってる。
酒田は今日も雪が舞ってる。

あと少しで、春だ。


Snowflakes fly




17 February, 2016

二月も半ば

Mt.FUJI from Gate.9


 7:10am、羽田発、徳島阿波おどり空港行き。天気は晴れ。
 羽田から西へ向かう航路では富士山が良く見える。以前、福岡へ向かったときは西へ向かって富士山の北側へ回り込んだ。その時はまだフィルムカメラで、慌ててポジフィルムを詰め込んで窓に張り付いて撮った。
今回はどっち側かな?と思い添乗員さんに聞いてみると、富士山の南側を通過するとのこと。写真を撮りたいので、というと快く空いている座席へ移動させてくれた。
 羽田から離陸して東京湾を外回りに回るように旋回して上昇していく。この時、機体は大きく右へ傾き東京湾、羽田、関東平野の向こうに朝日を浴びる富士山という美しい景色を見せてくれた。後で聞いた話だけれど、以前は離陸着陸の際は電子機器全般の使用が禁止されていたけれど、最近は、電波を発信しなければカメラもパソコンもスマートフォンも使用可なんだってね。撮りたかったなぁ、と思ったけれど、撮れないと思い、じっと見ていた。記憶に焼き付けた。撮ることを考えないで見ることもとても大事なことだと思う。
離陸から15分ほどで、機体は富士山の南側をゆっくり通過していく。上空から見る富士山はやはり他に類を見ない本州随一の独立峰だ。雪煙を上げる山頂付近、少し南側に下ったところにある大きなクレーター、周囲に広がる広大な裾野。スケールが大きすぎて、これが噴火したらとんでもない事態だなぁと不安になる。コノハナサクヤビメノミコトさま、お願いです。頼むから静かに、厳かにそこに居てください。

Mt.FUJI from JAL453






猫、撮ってます。

 今年も昨年に引き続き「猫の世界 in WACCA池袋2016」に東京猫色で参加いたします。地域猫の保護活動を支援するイベントにてWACCA池袋内に20点ほどの写真を展示いたします。期間中、在廊の予定はありませんが、各作家さんの素敵な作品展示があったり、nekosekaiさんのお洒落な猫グッツがあったり、ユザワヤさんが入っていたり、美味しいレストランがあったり、ゆっくり楽しんでいただける空間だと思います。
2月22日〜29日までの1週間、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください♪



猫、載ってます。


おもてにゃし
酒場の癒しにゃんこたち

猫も好きです。
お酒も好きです。
猫のいる場所が好きです。
猫のことを楽しそうに話す人も好きです。
そんな場所、人、猫が詰まった一冊です。

ぼくが取材に行ったのは8軒、20匹近い猫と会ってきました。
どの店も居心地の良さそうな店で、ゆっくりお酒が楽しめそう。
そこに猫がいるのが何よりの証拠だよね。
人それぞれ、いろんな人がいて、いろんな人生があるけれど、
猫それぞれ、いろんな猫がいて、いろんな猫生がある。

猫のいるお店へふらっと立ち寄るのもいいけれど、
お手元に一冊、お家でこれを肴に一杯いかがですか?

セブン&アイ出版から発売中です!


Family Line

04 February, 2016

わが家のパンブーム

_DSC6164



 パンブームがとうとうわが家にもやってきました。

フードプロセッサーも、パン焼き器も欲しいなぁと思いつつスルーしてきたわが家。
朝、焼きたてのパンの香りで目覚める素敵な休日...はまた夢の夢、と思っていましたが、ボウルと耐熱容器とオーブンレンジがあればできます、しかも60分で。
 うちは金属の型がなかったので耐熱ガラスでしたが、容器の中に可愛らしく並んだパンが、ほっかほかっに焼きあがったのを、手でちぎりながらいただくのがまた楽しくて止まらない。焼き上がったパンは子ども達と、奪い合いちぎり合いで即完食です(笑

 荻山和也先生のレシピとアイデアがぎっしり詰まったかわいらしく、楽しいパンレシピになっています。1週間冷蔵庫で保存できるレシピもあるので、朝から焼きたても可能です♪今回は中面でスイーツちぎりパンや基本の作り方、撮らせていただきました。
 ちぎりぱん、流行っているのか書店にもたくさんの本が並んでいますが、60分で出来上がるレシピはないんじゃないかな〜。ぜひ書店で手にとってみてください。



荻山和也先生著 60分で作れる!ちぎりパン
 ei cooking 枻出版社より発売中です!