雪と火のお祭り”大網火祭り”を見に、長野県と新潟県の県境に位置する小谷村大網地区を訪ねました。
ここ小谷村大網地区は、長野県北部といっても新潟県糸魚川市まで車で30分ほどと日本海に近い山奥です。年末にきた時は雪も少なくて路面にもアスファルトがみえていましたが、年明けからの雪ですっかり景色が変わり、真っ白な冬の世界。といっても写真のように雪山登山はしなくても辿りつけます。(写真はソリ遊びをするために裏手の畑へ繰り出した一行、ソリも埋もれて遭難しそうな雪ですがw)
犬は喜び庭駆けまわり、子どもも、もはや犬とおなじ。雪原をみてダイブせずにはいられない様子です(笑
犬は喜び庭駆けまわり、子どもも、もはや犬とおなじ。雪原をみてダイブせずにはいられない様子です(笑
大網地区の火祭りは、厳しい冬を越えて春を迎える節目に雨飾山の神様を呼び、よりよい一年を祈念する神事。雨飾山を正面にした結界の中で巫女が神様を迎え入れる舞を踊り、神様の使いである鬼に扮した男衆が観客の中から供儀となる生贄を選び、魔除けのどんと焼きへと火を放つ。焚き上がる炎を囲み雄叫びをあげながら五穀豊穣を願い踊ります。
火の粉が舞い、雪が降りしきるなか、仏教のようでもあり神道や修験道とも似ているようであり、そのどれもが混ざり合ったかのように神へ、ご先祖様へ、山へ、森へ、自然へ祈り、踊る姿をみていると、なるほど、と妙に納得してしまう。海に囲まれた日本列島で山や森から離れることなく暮らしてきた人々が、目の前にあるすべてのものに畏れや愛、アニミズム的な信仰、感覚を抱くようになったことが、とても自然に腑に落ちていきます。
火の粉が舞い、雪が降りしきるなか、仏教のようでもあり神道や修験道とも似ているようであり、そのどれもが混ざり合ったかのように神へ、ご先祖様へ、山へ、森へ、自然へ祈り、踊る姿をみていると、なるほど、と妙に納得してしまう。海に囲まれた日本列島で山や森から離れることなく暮らしてきた人々が、目の前にあるすべてのものに畏れや愛、アニミズム的な信仰、感覚を抱くようになったことが、とても自然に腑に落ちていきます。
あるがままを受け入れて、願い、祈る、その姿。
そしてなんと今年の生贄に、うちの娘が選ばれてしまいました(驚 はじめは戸惑っていたようですが、優しい鬼たちに連れられ、雨飾山の神様の前で悪霊を祓う火を捧げてきました。無事に戻ってこれて一安心。神様ありがとうございます。大役、見事でした。
そしてなんと今年の生贄に、うちの娘が選ばれてしまいました(驚 はじめは戸惑っていたようですが、優しい鬼たちに連れられ、雨飾山の神様の前で悪霊を祓う火を捧げてきました。無事に戻ってこれて一安心。神様ありがとうございます。大役、見事でした。
美味しいお蕎麦と栃餅のおしるこ。
祭りの夜から翌日まで、ず〜っと降り続く雪でしたが、お世話になった”つちのいえ”では、あたたかく楽しい時間を共有してきました。(もちろん笹寿司、鹿肉ロースト、そしてツララウィスキーも堪能です!)
なによりも、ぼくがそうであるように、ぼくの家族の心の中にも小谷の冬の暮らしと人々が根付いて、いつでもあの雪と炎、大網のみなさんの笑顔を想うことができるようになったのが、嬉しかった。今日あたりは小谷も雪がやんで、真っ青な空に真っ白い雪の集落がキラキラしているんだろうなぁ。
くらしての皆さん、つちのいえでご一緒した皆さん、ありがとうございました!またお会いしましょう〜♪
祭りの夜から翌日まで、ず〜っと降り続く雪でしたが、お世話になった”つちのいえ”では、あたたかく楽しい時間を共有してきました。(もちろん笹寿司、鹿肉ロースト、そしてツララウィスキーも堪能です!)
なによりも、ぼくがそうであるように、ぼくの家族の心の中にも小谷の冬の暮らしと人々が根付いて、いつでもあの雪と炎、大網のみなさんの笑顔を想うことができるようになったのが、嬉しかった。今日あたりは小谷も雪がやんで、真っ青な空に真っ白い雪の集落がキラキラしているんだろうなぁ。
くらしての皆さん、つちのいえでご一緒した皆さん、ありがとうございました!またお会いしましょう〜♪
下は一晩で積もった雪。今回も安曇野で父の車に乗り換えてきました。FFで来た方はちょっと厳しかったみたい。小谷で暮らす方々にとっては4WD以外は選択肢にないんだろうなぁ。やはり次車を買う時は4WDだ。。。
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