飯塚達央さんの写真展に行ってきました。
飯塚さんとは面識は無いのですが、Blog、Twitterなどでの言葉、人柄にとても魅かれ、
なによりも写真、そして生き方に、とても憧れる素敵な写真家。
北海道に在住されているので、なかなかご本人にお会いする機会もないなぁと思って、
東京水道橋から九州福岡へと続く、写真展「白い夜」会場へ。
こうやって、作家さんご本人にお会いして、お話をすることって僕はなかなか無いので、
超緊張、なにを話してるんだかさっぱり、舞い上がってしまいました(苦笑
とても気さくで、笑顔の可愛らしい方でした。
写真展初日から3日間は、スライドショー&トークもあったので、
じっくりと作品の世界、飯塚さんの世界、そしてトークに引き込まれてきました。
印象的だったのは、
「極寒の夜の北海道の町は、人通りなどあるわけも無く、
静まり返った町の中をひとり、滑らないよう注意深く歩いていると、
自分の足音しか聞こえない、まるで夢の中を歩いているようだった。」
という言葉。
以前、僕が東川町へ行った時に、夜、降りしきる雪が全ての音を消してしまって、
でも、その中を、自分も雪まみれになりながら歩いて行くと、不思議な雪の造形や、
夜なのに真っ白に明るい町の先に、ほっと人の生活感があらわれて、
寒さの中だからこそ、感じられる何かを見た気がしました。
その時は、不慣れな旅先で、タバコと寝酒を探しに徘徊していた様な記憶ですが(苦笑
でもそんな目的を忘れて、次の角を、その先の路地を、と進んで行くことが楽しかったなぁ。
すっごく寒かったですけれど。
写真には、その寒さが写っていました。
けれど、やっぱりそこには、
はっとするような美しさと、
ほっとするような暖かさが染み出ていて、
あぁ、写真って、やっぱり人が写るのだな、と。
とても気持ちのよい時間、空間でした。
飯塚さん、ありがとうございました。
飯塚達央 写真展「白い夜」
2010.04.23(fri)〜05.09(sun) 期間中休み無し
12:00〜19:00 最終日は17:00まで
水道橋アップフィールドギャラリー
東京都千代田区三崎町3-10-5 第三原島ビル304
tel/fax 03-3265-0320
スライドショー&トークは残念ながら終わってしまいましたが、
29日までは、飯塚さんも在廊されているそうです。
そして、やっぱり、とっても参考になりました。自分たちの写真展へ。
会場の作り方から、写真の展示、物販、Book、作家さんの立ち振る舞い。
なにより、BlogでTwitterで、そして会場での、ことば。伝える気持ち。
僕も、見に来てくれたみんなに、今日の僕の様な気持ちで帰路についてもらえる様な、
そんな写真展作りを心がけたいな、と。
4人での写真展「4色の猫」まであとひと月。
とても参考になって、刺激になって、そして素敵な一日でした。がんばるぞっ。
25 April, 2010
飯塚達央、写真展「白い夜」
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