10 October, 2022

Rice harvest Touring 2022


 ひさしぶりに長いお休みになった10月の初め。

 普段からオートバイには乗ってはいるけれど、ここのところ畑と区民プールの往復ばかり。

 どこか遠くまで気ままに足を伸ばしたい。ツーリングマップルを方手に、天気予報を眺めながら、ウズウズと過ごす。

 数年前から田んぼに関わらせていただいていた友人から、今週が最後の稲刈りのタイミングですよ、と聞き、まずは東名高速で大井松田を目指す。彼の地、神奈川西部の里山、かつて足柄上郡山田村と呼ばれた地域で彼とその仲間は今年、こんこんと水の湧いていた里山の水源復活を目指した活動を開始。「コンコントフィールド」と名付けられた場で、三反の田んぼを40名ほどの会員有志とお米づくりをしている。今年、自分の小さな畑でさえままならなかった ぼくは、田んぼにまったく参加できずに気がつけば稲刈り最終日になってしまった。

 すでに機械で刈られ、大半が稲架(はさ)掛けされている田んぼで、端の方や雑草の多い場所を手刈りで収穫していく。今週あたり適度に乾燥した稲は、脱穀され玄米となっている頃だ。今年の新米をいただくのが楽しみ。







 午前中で、稲刈り作業を終えて、次の目的地を目指す。実は、あまりに久しぶりの自由な遠出なので、あれもしたい、これもしたい、あの人にも会いたいと、欲張りな気持ちで、いく先も荷物も直前までまとまらなかった。じゃ、車で行けば?と言われると、それは本末転倒。

 そう、ぼくはオートバイに乗って出かけたいんだ。

 キャンプも焚き火も、登山も、今回はあきらめて、装備をまとめてとりあえず稲刈りに出てきた。オートバイで走りたい場所、となるとやっぱりあそこだよな、、、と、いくつかの稲穂と、友人の庭になった酢橘をお土産にいただいて県道78号で西を目指す。




 写真は神奈川県と静岡県の県境、足柄峠。金太郎ふじみラインからの富士山。


 


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