安曇野の朝、友達が希望を込めて大切に育てた蓮の花が咲いた。
それを撮りにきた僕の目の前に、蜂が蜜をとりにきていた。
蓮にとっても、蜂にとっても、かけがえの無い存在。
なにごとも自分以外の何者かとの関わり合いの中で、
生きていることを感じる朝。
ひとりじゃないんだ。
これは息子の義理の両親(つまり僕の母方の祖父母です)からの注文で、
ふたりの結婚後に制作した親子獅子。
この夏休みに6歳になる娘と、松ぼっくり、松の葉の書き方、
獅子の特徴的なタテガミと幾何学的だけど手書きで味わいのある花の文様
「すごい」「かっこいい」といいながら模写もしゃ。
兼業で、一升瓶を傍らに、木を彫っていた(らしい)祖父。
僕の父は(6人いた子はみんな)信州の山奥から上京し、
東京で専業勤め人になりました。
そのおかげで今の僕があるわけですが、
僕はじいちゃんのこれらの作品、その彫りや、線、
そういった今、目の前に残っている仕事を見て、
写真を撮る仕事を選びました。
たぶん娘達は勤め人志望だろうかね(w
会ったことは無いけど、じいちゃん、ありがとう。
7人の写真家が見つめる東京の猫、
ブログ:東京猫色も更新しました。
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