雪と火のお祭り”大網火祭り”を見に、長野県と新潟県の県境に位置する小谷村大網(おあみ)地区を訪ねました。そう、2017年の2月に訪れて以来二回目の火祭りです。
前回は、急遽、長女が生贄に抜擢されました。今回はその姿を見ていた次女が生贄に志願、念願叶っての再訪となりました。(一昨年の前回参加の様子はこちら)
毎年、二月の第二土曜日に行われている大網集落の雪と火の祭りは今年で45回目となります。冬に祭りを、という思いからはじまった大網の火祭りは、当初から「大網の衆と都会からくる衆が一緒になって楽しむ」という目的があったそうです。このあたりの経緯に関しては長野県小谷村大網・姫川温泉のことを伝え残す取り組み”むらのしるべ”に詳しく載っています。
大網へは集落で生活する方々の団体「くらして」主催のワークショップ「鹿の解体 皮なめし 暮らす道具」へ2015年に参加して以来、幾度か訪れていますが、毎回感じていたのは外と内、身内と他人といった日本のムラ社会的な閉塞感、隔たりをあまり意識しないでいられる点です。それは、そもそもぼくらを受け入れてくれる「くらして」の方々が小谷村への移住者だからなのかもしれないな、と一旦は腑に落ちていたのですが、どうもそれだけではないようで「大網の衆と都会からくる衆が一緒になって楽しむ」というスタンスで冬の祭りがはじまっていることを聞いて、なるほど、やはり小谷の衆の意識は外へ開いていたのだとあらためて感じます。塩の道、千国街道の要所であった小谷村には塩とともにたくさんの人の往来があったからこそなのかもしれません。いずれにしても、今も昔も旅人に居心地のいい場所であることは間違いありません。
今回は、鹿の解体 皮なめしワークショップで一緒だったカオリさんと、友人の写真家吉田智彦さんも一緒に小谷へ。
この後、彼らはナノグラフィカで展示中の吉田さんの写真展「淋しさのかたまり ~1万日連続登山に懸けた父親の肖像」のため日本海経由で長野市へ向かいました。ナノグラフィカでの展示は11日で終了となりましたが、16日からは上田市のコトバヤにて3月3日まで巡回展示されます。小谷村も大網まで来ると白馬方面よりも糸魚川方面の方が近くて便利。それにしても線路も見えないほどの雪でも、大糸線は定刻通りにやってきました。すごい。(真っ白ですが、ここJR大糸線平岩駅のホームです)
この後、彼らはナノグラフィカで展示中の吉田さんの写真展「淋しさのかたまり ~1万日連続登山に懸けた父親の肖像」のため日本海経由で長野市へ向かいました。ナノグラフィカでの展示は11日で終了となりましたが、16日からは上田市のコトバヤにて3月3日まで巡回展示されます。小谷村も大網まで来ると白馬方面よりも糸魚川方面の方が近くて便利。それにしても線路も見えないほどの雪でも、大糸線は定刻通りにやってきました。すごい。(真っ白ですが、ここJR大糸線平岩駅のホームです)
今度は山菜の美味しい頃にまた来ようね。
山の神様にありがとう、元気ですって、ご挨拶しに夏の雨飾山にも登りたいなぁ。
そんで、長野でまた美味しい珈琲飲みながら、土産話に花を咲かせようっと。
やっぱりふらっと一人でバイクでも来たいのだった。。。
1 comment:
I enjoyed this post, thanks for sharing.
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